院長ブログ

21.06.11

星野歯科駒沢クリニックの星野です。

マウスピース矯正のいいところは、あまりトラブルがない事です。

しかし食事の時に外さないといけないことや食事後に相当に歯をきれいにしないと、虫歯や歯周病の発生が問題になります。

それと協力性が得られない子供には、向いていません。

装置をはめてくれないと全く動かないことになります。

お子さんのトラブルには装置を壊したり、付けてくれない事が多いのです。

ワイヤーの場合　常に装置が歯の表面に装着されているので、そう言うトラブルはありません。

前歯だけを治したい部分矯正ケースでは、前歯6本と左右の奥歯も計8本にブラケット装置とワイヤーを使って歯を動かします。

更に表側でも裏側でもどちらでも可能です。

全体に歯並びを治すケースでは全ての歯に、ブラケット装置をつけます。

ワイヤー矯正のメリットは常に力をかける事ができる点で協力性が得られない患者でも調整すれば歯は動いていきます。

共に一長一短があるので、ケースによって使い分けています。

どんな治療でも言えることですが、管理が重要で、やりっぱなしは後でトラブルを生みます。