星野歯科駒沢クリニック

HOSHINO DENTAL KOMAZAWA CLINIC

インプラントブログ

IMPLANT BLOG

インプラント手術の流れ

2026.07.20

星野歯科駒沢クリニックの星野です。

今回はインプラント治療の流れについてお話しします。

インプラント治療は、「歯ぐきを切ってインプラントを入れる」というイメージだけを持たれている方も多いのですが、実際には手術前の検査や診断が非常に重要な治療です。

当院で行っているインプラント治療の流れについて詳しくご説明します。

① 初診相談・カウンセリング・精密検査

まずは現在のお悩みを伺います。

・歯を失ってしまった
・入れ歯が合わない
・しっかり噛めない
・入れ歯、ブリッジ以外の方法を知りたい
・他院でインプラントが難しいと言われた

このようなお悩みをお持ちの方が多く来院されます。

患者さんごとにお口の状態やご希望は異なりますので、まずは十分なカウンセリングを行い、治療の方向性を一緒に考えていきます。

インプラント治療で最も大切なのは正確な診断です。

当院ではまずお口の写真、レントゲン、CTを撮影します。

CTによって

・骨の高さ
・骨の幅
・骨の密度
・神経の位置

を立体的に確認できます。

通常のレントゲンだけでは見えない情報を把握できるため、安全な手術計画を立てることができます。

 

インプラントは埋入して終わりではありません。

長持ちさせるためには、

・歯周病の有無
・残っている歯の状態
・噛み合わせ

を確認する必要があります。

インプラントだけでなく、お口全体を診断した上で治療計画をするので

初診時には大まかな見積もりをお渡しします。

詳細な治療計画は初期治療を受けていただきお口全体を診断したうえで立案します。

② 初期治療

インプラント治療を成功させるためには、口腔内の環境を整えることが重要です。

当院ではインプラント治療に入る前にむし歯と歯周病のリスクを下げる治療を先に行います。

歯周病のリスクが高い状態でインプラントを埋入すると、インプラント周囲炎(インプラントの歯周病)を引き起こしインプラントが抜けるリスクが高まります。

-初期治療内容-

1)唾液検査(むし歯のリスク検査)

2)むし歯のリスクコントロール・歯周病治療

  ※患者さんのお口の状況により2~15回程度の通院が必要です。

3)再検査 インプラント手術に向けてお口の状況の最終チェックを行います

③ 治療計画の説明

初期治療をすべて終えたところで、検査結果などをもとに

担当医より改めてインプラント手術の詳細と同意書等のご説明、確認を行い手術の予約を取ります。

・インプラントの本数
・治療期間
・費用
・骨造成の必要性
・リスクや注意点

について詳しく説明します。

患者さんに十分ご理解いただいた上で治療を進めます。

手術に対して不安や恐怖感が強い方は静脈鎮静法を併用することも可能です。

点滴から鎮静薬を投与し、うとうと眠ったような状態で手術を受けられます。

複数本の手術や骨造成を伴うケースでも、リラックスして治療を受けていただけます。

疑問や不安な点があれば遠慮なくご相談ください。

※精密検査や初期治療を通して治療内容や費用が変更となる場合がございます。

※別途処置が必要な場合は、あらかじめ手術の前までに治療を行う場合がございます

当院ではCTデータを用いてインプラントを理想的な位置へ埋入するためのシミュレーションを行います。

本数が多い場合は、必要に応じてサージカルガイドを作製します。

サージカルガイドとは、インプラントを埋入する位置や角度を正確に誘導するマウスピース型の装置です。

これにより安全性と精度の向上が期待できます。

④ インプラント手術

受付にて本日の診療内容の確認とお支払い、次回の予約の確認をします。

お口の清掃、麻酔等を行い、手術のための事前準備をします。

「痛そう」「怖そう」と心配される方も多いですが、実際には局所麻酔をしっかり行うため、手術中に強い痛みを感じることはほとんどありません。

手術時間は症例によって異なりますが、1本の場合は30分〜60分程度が目安です。

手術の流れ
麻酔
歯ぐきの処置
骨にインプラントを埋入
歯ぐきを閉じる
術後確認

これで手術は終了です。

⑤治癒期間(オッセオインテグレーション)

手術後はインプラントと骨が結合する期間が必要です。

これを「オッセオインテグレーション」と呼びます。

一般的には、

・下顎:約2〜3か月
・上顎:約3〜6か月

程度の治癒期間を設けます。

この期間にインプラントと骨がしっかり結合することで、天然歯に近い安定した噛み心地が得られます。

症例によっては抜歯即時埋入や即時荷重といった方法を選択できる場合もあります。

⑥ 被せ物の作製

インプラントと骨の結合が確認できたら、最終的な被せ物を作製します。

デジタルスキャンもしくは型取りで精密な被せ物を製作しています。

色や形態、噛み合わせを細かく調整し、天然歯に近い見た目と機能を目指します。

前歯では審美性、奥歯では噛む力を重視しながら設計を行います。

⑦ メインテナンス

インプラント治療は被せ物が入ったら終わりではありません。

長持ちさせるためには定期的なメインテナンスが重要です。

インプラントも天然歯と同じように、インプラント周囲粘膜炎やインプラントの周囲炎といった炎症が起こることがあります。

定期的なクリーニングと検査を行うことで、トラブルを早期発見し、長期間安定した状態を維持できます。

当院ではインプラントだけでなく、残っている歯も含めたお口全体の管理を行っています。

まとめ

インプラント治療は単なる「歯を入れる治療」ではありません。

正確な診断、精密な手術、適切なメインテナンスが揃って初めて長期的な成功につながります。

当院では日本口腔インプラント学会専門医として、これまで多くの症例に携わってきました。

骨が少ないと言われた方、入れ歯でお困りの方、他院で難しいと言われた方もお気軽にご相談ください。

患者さん一人ひとりに合った治療方法をご提案し、「しっかり噛める喜び」を長く維持できるようサポートいたします。

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