星野歯科駒沢クリニック

HOSHINO DENTAL KOMAZAWA CLINIC

インプラントブログ

IMPLANT BLOG

インプラントは何歳までできる?

2026.09.14

星野歯科駒沢クリニックの星野です。

「インプラントに興味があるけれど、もう年齢的に遅いのでは?」

「80歳でもインプラント治療を受けられますか?」

インプラント相談では、このようなご質問をいただくことがあります。

結論からいうと、インプラント治療には「○歳まで」という明確な年齢制限はありません。

年齢だけを理由に、インプラント治療ができないということは基本的にありません。

実際には、年齢よりも全身の健康状態、顎の骨の状態、お口の中の環境、治療後のメインテナンスができるかどうかなどを総合的に判断することが大切です。

歯を失った場合、インプラント、ブリッジ、入れ歯など、それぞれにメリット・デメリットがあります。

特にインプラントは、顎の骨に人工歯根を埋め込むことで、天然歯に近い感覚で噛むことを目指せる治療です。

「これから先も、できるだけ自分の口で食事を楽しみたい」という理由から、年齢を重ねてからインプラント治療を希望される方もいます。

年齢よりも大切な4つのポイント

① 全身の健康状態

インプラントは外科手術を伴うため、糖尿病や心臓・血管の病気など、全身状態について確認する必要があります。

服用している薬によっては、手術の際に注意が必要になる場合もあります。

そのため、治療前には現在の健康状態や服薬状況などを確認し、安全に治療を進められるか判断します。

② 顎の骨の状態

インプラントを支えるためには、顎の骨の状態も重要です。

歯を失ってから長い期間が経過している場合、歯を支えていた骨が少なくなっていることがあります。

「骨が少ないからインプラントは無理」と言われた経験がある方もいるかもしれません。

しかし、骨の状態によっては、GBR(骨造成)やサイナスリフト、ソケットリフトなどの骨造成治療を組み合わせることで、インプラント治療が可能になるケースもあります。

まずはCTなどで顎の骨の状態を詳しく確認することが大切です。

③ お口の中の状態

インプラントを長く使うためには、残っている歯や歯ぐきの健康も非常に重要です。

特に注意したいのが歯周病です。

歯周病がコントロールされていない状態でインプラント治療を行うと、治療後のインプラント周囲炎などのリスクにつながる可能性があります。

そのため、必要に応じて歯周病の治療やクリーニングを行い、インプラント治療を受けられる口腔環境を整えてから治療を進めます。

④ 治療後のメインテナンスができるか

インプラントは「入れたら終わり」ではありません。

天然歯と同じように、毎日の歯磨きと定期的なメインテナンスが大切です。

特に高齢の方の場合、今は問題なくても、将来的に身体の状態や生活環境が変化する可能性があります。

そのため、治療を始める前から、将来にわたって無理なく管理できる治療なのかを考えることが重要です。

「何歳まで」より「これから何年使いたいか」

インプラント治療を考えるとき、年齢だけを基準にする必要はありません。

たとえば70歳の方であれば、「70歳だからもう遅い」と考えるのではなく、「これから先の10年、20年をどう過ごしたいか」という視点で治療を考えてみることも大切です。

食事を楽しむことは、毎日の生活の大きな楽しみの一つです。

「入れ歯が動いて食べにくい」

「硬いものが噛みにくい」

「できるだけ自分の口で食事を楽しみたい」

こうしたお悩みがある場合、インプラントが選択肢の一つになる可能性があります。

一方で、すべての方にインプラントが適しているわけではありません。

全身状態や骨の状態、口腔内の環境、ライフスタイルなどを確認したうえで、インプラント以外の治療も含めて検討することが大切です。

高齢だからと諦める前に、一度ご相談ください

「もう年齢的にインプラントは無理だろう」と最初から諦めてしまう必要はありません。

当院では、CTなどを用いて顎の骨やお口の状態を確認し、全身状態なども考慮したうえで、一人ひとりに適した治療方法をご提案しています。

インプラント、ブリッジ、入れ歯など、それぞれのメリット・デメリットを比較しながら、「これからどのように食事を楽しみたいか」まで考えた治療計画を立てることが大切だと考えています。

 

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